2009-01-01から1年間の記事一覧

欲張りな王様

神話の時代、ハザーリャ神によって確立された死というものがまだ曖昧だった頃、悠久の大河の流れる地に一人の偉大な王様がいた。 王様は「泥と人間しか取れない」と言われた土地に、生活するためのさまざまな技術や知識をもたらしましたが、その最大の功績と…

【宗教の国・日本】

現代では、毎日が神話の連続である。人生とは神話であり、今この瞬間にも町の何処かで、新しい神話が産声を上げている。 古くは八百万の神のおわす地にして日出る神州、【現代】日本。しかしアエルガ=ミクニーの悪戯かレストロオセの陰謀か、はたまた創世神…

「槍に対する信仰において、交差した槍を表わす十字形は重要な宗教的象徴として扱われる。 槍を敬い愛する者にとって、十字架による磔刑こそ至上の死様である」 Randall Borane

結局

すべては噂の神エーラマーンの戯言である。

「其は槍を前にして混沌を切り拓き、錘を振るっては秩序を揺るがす。 歌とも泣き声とも咆哮ともつかぬものをあげ、奇妙なよろこびに身を震わせるもの」 Randall Borane 天理神[azathoth] 【理にして魔、善にして悪。その狭間に揺らぐ者】 それは紀神。失われ…

【紀元神話異聞譚】 これはあの移り気で気紛れな妖精たちの語った取り留めの無い散文を集めたものだ。この記述が必ずしも確定されたものではなく、ゆらぎ続ける可能性の一つに過ぎないことを留意しておくように。 1 名前:言理の妖精語りて曰く、 投稿日: 0…

・霊妖記とは 「辺境を遍歴した旅の僧坊達が見聞したという事物を編纂した地理書。全十二巻から成る。十二人の僧は別の時代、別の土地に生まれ、全く面識が無いのにも関わらず、まるで示し合わせたかのように草案作成に取り掛かったという所が、一部の好事家…

新史暦2420年、宇宙に進出した兎達は、月の裏側から放射される断続的なガンマ線バーストを観測した。その数日後、月軌道上を周回していた観測衛星が次々と連絡不能に陥った原因を解明する為、派遣された調査団が消息を絶った。当時、この二つの出来事の関連…

ああアルセス野郎よりサカモトじみてるといわれたい

【サカモト-じみている】 化け物じみた職人芸全般に関して言われる賛辞。 言うまでも無く異端の彫刻家【坂本】にあやかった言葉である。 ここは多分ゆらぎの神話の記述や設定に関するチラシ裏になる予定。 細かい事は創造神アルセスに押し付けるのが最近の神…